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猫祭り

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こんにちは。今回はベルギーのイーベルで開催される猫祭りについてご紹介していきます。

 

猫祭りは、ベルギーのフランドル地方の町の「イーベル」という人口約4万人の町で開催されます。1938年から行われているイベントで、3年に1度に5月の第2日曜日に開催されます。

猫祭りが開催される日は、街が祭りムード一色になり、世界中からも珍しい祭りだということで集まります。猫祭りの始まりは、フランドル地方は、フランスが近いということもあり、イギリスから輸入していた良質の羊毛から高級毛織物を輸出することで発展を遂げているのですが、当時のイーベルの街では倉庫に保管されているその毛織物をネズミから守る為に猫をたくさん飼っていました。

そんなときに、ペストという病が流行り昔の人は流行り病は魔女の仕業だということで、魔女狩りが行われたそうです。

イーベルの人は異教徒から自分達の疑いを晴らすために、魔女の使いともいわれていた猫を生きた塔から投げ落とし殺したそうです。ですが今は時が流れて、過去の歴史を忘れることがないように猫に対して追悼の意味も込めて1938年に生きた猫の変わりに猫のぬいぐるみを落とす形で猫祭りが開かれることになったのが始まりとされています。

そんな過去もありますが、今では参加者は猫好きが集まり楽しいイベントになっています。猫祭りの当日は町中の人が猫に変身をします。顔に猫のペイントをした人や、猫の着ぐるみを着た人などで町中が猫だらけとなります。

そしてメインの通りで行われるパレードには参加する約15000人が猫に紛争した姿で行われ年毎に行われるテーマにそった山車が次々出てきます。この山車の中には、言い伝えられている殺された猫をモチーフにした大きな猫の山車や魔女の山車などがたくさん行進していきます。

そして最後は町のシンボルカラーでもある赤と白の服装をしたピエロが、繊維会館の鐘楼から落とされる猫のぬいぐるみを誰もがキャッチしようと集まります。その理由は、その猫のぬいぐるみをキャッチした人は幸せになれると伝えられているからだそうです。

 

まとめ

ベルギーの猫祭りについてご紹介しましたが、いかがでしたか?世界的にも変わったお祭りですが、猫好きにはたまらないイベント間違いなしです。

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