こんにちは。今回は中国の香港で開催される関帝誕についてご紹介していきます。
関帝誕とは中国の香港の祭りで、関帝とは、三国志でも知られている名武将の関羽のことです。関帝は、戦いの神としても崇められていて、その生誕を祝う祭りが各地で開催されます。
開催地は香港のハリウッド・ロードにある文武廟で線香をたいて像を拝みます。関羽の呼び名は、関聖帝君(かんせいていぐん)と呼ばれることが多いようですが、その猛者ぶりは誰もが知っているかと思います。
関羽は、戦いの神として崇められている理由は、忠誠と高潔の象徴とされていることもあることが理由でもあります。毎年この日が近づいてくると、多くの寺院にある関帝像の前では消えることのない明かりが灯されるとのことです。
そして、街中では、にぎやかに儀式が行われるとのことです。ちなみに関帝誕は、なぜか不思議なことに警察とその捜査対象である闇社会から崇拝されているとのことで、ある意味で、関帝は犯罪と刑罰の両方の世界を牛耳っているともいわれています。
ちなみに関帝誕は開催日は毎年ですが、関羽の誕生日でもある旧暦の6月24日に行われます。祭りの内容としては、まず関帝廟で儀式が行われます。その後パレードなどがはじまります。中には爆竹で派手ににぎわう感じもありかなり楽しめます。
誰でも参加できるわけではありませんが、その雰囲気を観光客として見ることができます。そして、鐘の音がなることで、暴れ龍が舞い踊ったりして現れます。とにかくザ・祭り!という感じになります。関帝を模した着ぐるみなどもパレードに参加したりもしますし、なんといっても獅子舞の舞に関しては圧巻です。
ジャッキーチェンの映画で獅子舞で踊るシーンがありましたが、まさにそのままの感じです。パレード自体はかなり長く行われるのですが、最後には関羽をのせた神輿が元の主殿に戻っていきます。
ちなみに中国まで行くのはちょっという方は、日本でもその祭りを味わうこともできます。その場所は横浜中華街で開催されています。開催日は毎年8月ぐらいに行われているとのことなので、関羽好きの方は、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
中国の関帝誕についてご紹介しましたが、いかがでしたか?歴史の中でも特に三国志が好きという方は、とても楽しめるイベントになっています。
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