リオ・カーニバル

こんにちは。今回はブラジルで開催されるリオ・カーニバルについてご紹介していきます。

ブラジルのリオデジャネイロで開催されるカーニバルです。ブラジルは知らなくてもリオのカーニバルは知っているというぐらい有名な世界最大のイベントです。元々はカトリック教会の四旬説の前に行われている普通の祭りでしたが、今は音楽と踊りの入った華やかな祭りになっています。

ブラジルではカーニバルのことを『謝肉祭』といった意味を表しているのですが、これは『お肉とお別れ』が語源といわれています。祭りの参加者は観光客だけでも約100万人が訪れるほどです。開催される日は四旬節の初日にあたる水曜日の前に行われるので毎年イベントの日時は変わります。

大体ですが、2月から3月の初旬に開催されます。そして、リオデジャネイロのカーニバルの中で一番有名なのはその独特の踊りでもある『サンバ』です。そもそもサンバとは、アフロ・ブラジル文化でもある、音楽とダンスの両方を意味していて、もともとはＵＮＥＳＣＯの無形文化遺産に登録されているブラジルの北東部にあるサンバ・ジ・ホーダが語源とされています。

そして、リオのカーニバルは競技でもあるようです。エスコーラ・ジ・サンバが交互に競い合うコンテストが最大の魅力でもあります。毎年いろいろな団体が参加をし、それぞれ工夫をこらして作り上げたものは見物です。素敵な衣装や音楽とダンスが圧倒される熱気に包まれるので魅力以外の何者でもありません。

１チームの参加は3000人から6000人と言われており相当な数のチームになります。それぞれに役割分担があり本当にブラジルの最大の祭りイベントだということが実感できますし、これだけの多くの人々が一斉にサンバを踊りだすわけですから想像するだけでも身体が自然と動いてくる感じになります。