こんにちは。今回はペルーで開催されるインティ・ライミについてご紹介していきます。
南米が大好きな人は聞かれたことがあるかも知れません。インティ・ライミは、南米三大祭りのひとつでもあり、世界遺産都市のクスコで開催される、世界中の人々に知られている有名な祭りです。
「インティ」という言葉は、ケチュア語で「太陽」という意味です。インティ・ライミの祭りは、その年の収穫に対して感謝をし豊作を願う祭りでもあります。昔の人は1年の中で、昼間が短い冬至の日に、太陽神に対して生贄と祈りをささげていたことからが由来だそうです。
インカ帝国が滅びたときにスペイン人は太陽神を祀ることを禁止させたのですが、信仰深い一部の人々がずっとこのことをひそかに送り続けてきたことで、復活したとも言われています。
1944年頃から、この祭りが本格的に復活をし、復活後は毎年のように規模が大きくなっていきました。現在は、この祭りを見るために観光客が世界中から見に来るような大きなイベントになっています。
この祭りの最大に見所は、そのスケールの大きさです。音や衣装のすばらしさに目を奪われます。赤や白、黄色、緑と4色の旗を掲げてリズムに合わせて踊る姿は本当に美しく感動します。祭りの舞台は太陽の神殿「コリンチャ」で行われ、法螺貝の音が響き渡ることで、祭りが始まります。
色鮮やかな衣装をまとった兵士たちが大勢おり、太陽神をたたえるために歌い踊ります。太陽の神殿のバルコニーには「インカ王」が登場し王様が、ケチュア語で神への感謝の言葉をのべ祭りの宣誓を行います。とにかく500年前の時代にタイムスリップをしたかのような錯覚に陥るほど壮大で祭りを見ているだけで心が奪われてしまいます。
そのため、観光として祭りを見に行くには、ホテルを確保しておかないと毎年開催される日でもある6月24日前後は、高級ホテルからすべてのホテルが満員になってしまうほどです。さすがに世界中から集まる祭りなので当然といえば当然ですね。この壮大な祭りは、ぜひ一度は見られるといいのではないかと思います。
まとめ
ペルーのインティ・ライミについてご紹介しましたが、いかがでしたか?世界的に注目を集めるお祭りなので、行くには一苦労ですが迫力はすごいので、一度行ってみるのをおすすめします。
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