こんにちは。今回はスペインのパンプローナという町で開催される牛追い祭りについてご紹介していきます。
牛追い祭りは、別名「サン・フェルミン祭」といわれてる祭りで、スペインの3大祭りとしても有名です。これは牛を追うのではなく牛に追われる祭りといっていいですね。
開催地はスペインの北東にあるパンプローナという町で開催をされます。この町は人口が約19万人の街で、普段は普通の静かな町なのですが、この祭りのときだけは世界中から人口の何倍にもあたる観光客でにぎわいます。テレビなどでも毎年多く取り上げられるので見られたことがあるかも知れませんね。
開催期間は毎年7月6日の正午から7月14日の深夜24時まで開催されます。そしてこの祭りで使われる牛は「闘牛」です。日本では牛追いといわれていますが、実際の祭りでは牛を追う事は安全のためにも禁止されているようです。そのため、祭りに参加をする人は牛に追いかけられるように牛の前を走るというわけです。
もちろん、この祭りには誰でも参加をすることができます。勇気がある方はぜひ参加されるといいです。特に何か手続きが必要なわけではなく祭りが始まる30分前にスタート地点でもある「囲い場」でスタンバイすればいいだけです。
あとは祭りがはじまると、牛は800メートルほど離れた闘牛場を目指してひたすら走ります。そして、牛追いはこの期間中は毎朝8時に行われ合図はロケット花火が合図で牛追いが始まり、すべての牛が闘技場に向かって走り終えるのは2分から3分ということです。あっという間に終わりますが、相手は闘牛です。性格や気質の違う牛が走り抜けるので、その日ごとに祭りの醍醐味がでます。1日平均参加者は約800人といわれており、12頭の牛が一気に駆け抜ける状況を目の前で見るのは迫力満点です。
最後に参加をする時の服装については基本的に自由ですが、一応正装は上下白の服装に首に赤いバンダナをまき、腰には赤い腰紐を巻いて、手には牛を誘導する新聞紙が正しい正装のようです。雰囲気から楽しむ方は、ぜひ形から入られてみてはいかがでしょうか。
まとめ
スペインの牛追い祭りについてご紹介しましたが、いかがでしたか?牛に追われるなんてスリル満点なイベントなので、興味のある方はぜひ参加してみてください。
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