こんにちは。今回はスイスで開催されるセクセロイテンについてご紹介していきます。
セクセロイテンというお祭りはスイスのチューリッヒ市内で開催されるちょっと変わったイベントのことです。
毎年4月に開催されるこのイベントはチューリッヒ市内で開催される春のイベントで、由来は、長く厳しかった冬に大して終わりを告げ春の訪れを祝うお祭りのことで、このチューリッヒでは恒例のイベントとなっています。結果からこのイベントのクライマックスを言うと、ベー具といわれる雪だるまの形をした人形に火が放たれて爆破されるんですね。
衝撃的なクライマックスになるのですが、この意味としては、その年の夏がどんな夏になるのかを占っているそうです。そのことから古くから伝わる伝統としても知られています。簡単にいうと冬の象徴といえば雪だるまを連想すると思いますが、その雪だるまを燃やすことで、待ちにまった春の訪れを祝うということですね。
そして、このイベントは毎年、国内のテレビでも放映されるのです、生中継で放映されるほど街の人々にとっては大事なイベントといえます。
そしてセクセロイテンは雪だるまを爆破する前には、華やかなパレードが開催されます。小太鼓を抱えた民族衣装をきた音楽隊が街を練り歩いたり、伝統的な民族衣装でもある、ツンフトと呼ばれる服を見にまとった人がパレードを行います。
そのパレードを見るために世界中から人々が集まることでも知られていますが、その来場者数は数万人以上にもなるといわれています。また、パレードに参加する人々だけでも3000人を越えるとの事ですし、見所でもある騎士の行進は350名にもなるので、その姿を見るだけでも圧巻です。ちょっとした争いにでも出かけるかのような雰囲気になるのでドキドキします。150年以上の歴史を持つこのイベントは、商工業者たちの間で結成されたものだったそうです。
セクセロイテンとはドイツ語で6と鐘の音という意味をあわせたものだそうです。そして最後に雪だるまに着火して爆発させてしまうということですので、世界には沢山の変わったイベントがあることを知るきっかけになるのではないかと思います。いかがですか、興味をもたれたなら参加されてみてはいかがでしょうか。
まとめ
スイスのセクセロイテンについてご紹介しましたが、いかがでしたか?雪だるまを燃やすという独特のイベントですが、日本では見られない光景なので興味が湧きますね。
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