こんにちは。今回はスイスで開催されるチーズ分配の祭りについてご紹介していきます。
チーズ分配の祭りは、スイスで行われる、ちょっと変わったイベントで、自分の牛の乳の量によって分配されるというイベントです。
毎年9月に開催されるこのイベントは、スイスの都市ハスリベルクという街で開催されます。このイベントは、牧場の主たちが、夏の間に山小屋で作ったチーズを各酪農家に分配されていくのですが、ハスリベルクの上に位置する牧草地のメーギスアルプというところでは、放牧されていた牛たちが山を降りてくる秋に行われるとことで知られています。
会場には多くのチーズが並べられて行きます。そして、チーズの新しいものから古いものまでを公平に混ざるように小屋からどんどんバケツリレーで出されていきます。そしていくつも積み上げられ最終的には、そのチーズを作るために預けていた牛の乳の量で分配をされていくんです。
なかなか合理的な考えをもっている感じがしますね。そして確かに公平ですね。
そして、この祭りの期間中は、人が集まると白ワインを片手にヨーデルを歌ったり、スイスアコーディオンなどが演奏されて祭りを盛り上げています。特に一番はアルプホルンが、響き渡るのを聞くと感動するかも知れませんね。
祭りの終盤になってくると、この祭りの最大の見所になるのかも知れませんが、祭りの主人公たちが登場してきます。その主人公というのは、このチーズをとるために乳を搾られえた牛たちです。それぞれの持ち主であるところに牛たちが戻り、そして主に率いられて山の麓へ降りていきます。
そして、このときに一番多くの乳を出した牛には花が飾られ注目を浴びるんです。お祭りイベントというよりは、どちらかというと収穫祭という方がしっくりくるのかも知れませんね。
これだけの壮大な場所で、育つ牛の乳を使ったチーズは格段に美味しいんでしょうね。チーズが大好きという方にとってはたまらないイベントなのかも知れませんね。また、このイベントは一般の見物することができますので、一度いかれてみてはいかがでしょう。のどかな山間部を見るだけでも癒されるはずですよ。
まとめ
スイスのチーズ分配の祭りについてご紹介しましたが、いかがでしたか?自分の育てた牛が一番乳を出し、祝われるのは嬉しいイベントですね。
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