レモン祭り

こんにちは。今回はフランスのマントンで開催されるレモン祭りについてご紹介していきます。

レモン祭りは、フランスのマントンで毎年2月頃に開催されるイベントです。レモンやオレンジが豊かに育つことでも有名なマントンで、毎年盛大に行われる伝統的なお祭りイベントになります。

すでに80周年を迎えており、歴史あるイベントともいえます。そしてこの祭りは、あのＦ１レースでも有名なモナコのときよりも来場者数を上回るほどの人気ぶりとのことです。開催日はこの祭りの見所はまずは、パレードです。

レモンやオレンジでできた大きな催し物がパレードに出現します。このパレードはマントンでしか見ることができないので必見です。またパレードには毎回テーマが決められているので、毎年違ったパレードを味わうことができます。

そもそもなんでレモン祭りなんだということなんですが、その歴史としては、1895年にホテルの経営者たちが、マントンの街をなんとか活気付けをしたいということで話しあって、パレードをしたらどうかということが始まりです。

そしてカーニバルの伝統にそってイベントが開催されます。1929年にマントンは世界で一番レモンを生産していることでも有名になり、ホテルの経営者たちが、だったら、ホテルの前にかんきつ類の展示をすることを考えて、その翌年にパレードにもオレンジやレモンが登場するようになったといわれています。そして、1934年にマントン市が企画したレモン祭りが開催されるようになりました。

そんなマントンのレモンは鮮明な黄色い色をしていることでも有名で、マントンでは何種類かのレモンが栽されていますが、形は卵型です。そして１つの枝にたくさんの実ができるのも特徴ではあります。そしてマントンのレモンは、酸味が強くエキスがたくさん詰まっていて、皮にもたくさんのエッセンスオイルが含まれているといわれているようです。

145トンにも及ぶ柑橘類を使って行われる祭りは、1年分のレモンやオレンジといわれています。ぜひ、フランスに観光にいかれるときは参加されてみてはいかがでしょう。

まとめ

フランスのレモン祭りについてご紹介しましたが、いかがでしたか？レモン祭りとはなかなか珍しいイベントですが、花のパレードなどとはまた違った良さがありおすすめです。