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クラウスヤーゲン

スイス

こんにちは。今回はスイスで開催されるクラウスヤーゲンについてご紹介していきます。

 

クラウスヤーゲンは、キュスナハト・アム・リギというスイスのルツェルンという湖のほとりの、リギ山の麓にある小さな村で何百年も続いている伝統ある美しいお祭りイベントのことを言います。

このお祭りは本当に神聖で美しいお祭りとしても有名で、開催日は毎年12月5日に行われます。このクラウスヤーゲンの意味は、クラウスを「聖ニコラウス」という意味で、ヤーゲンは「追う」という意味なんですが、この聖ニコラウスは、サンタクロースと同じ意味も持っています。

日本では歌にもあるように、赤いトナカイにのったサンタクロースが煙突から入り、子供達にクリスマスプレゼントを配ることで知られており、これが普通とされているのですが、各国によっては、他にもいろいろな言い伝えがあるようなんです。

そのため、ここキュスナハト・アム・リギという村での言い伝えは、その昔、雨が降らずに凶作が続いたことで、食べるものが少なくなったことで、村の男の人は食べ物を探しに海に漁に出たんだそうです。その時に村に海賊がやってきて、その海に出た男の人たちを村に入れないように海賊船を停泊させ、食べ物などを奪っていこうとしていました。

そのときに聖ニコラウスが自分自身の所持しているものや教会のすべてのものを海賊に渡したことで、村は助かったという言い伝えがあり、海賊を悪霊と考え追い払うお祭りとして今に伝わったそうです。そしてその開催されるのは12月6日の聖ニコラウスの命日の前日にお祭りをします。そしてこのお祭りに参加できるのは男性だけという変わった決まりもあるようですので、女性の方は注意してくださいね。

でも、中にはどうしてもこの祭りに参加をしたい女性もいるようで、髪の毛を男性のようにカットしてまで参加する方もいたりするようですが、そうしてまでも参加したいと思うほどの伝統あるお祭りということですね。ちなみにこの祭りの来場者数は2万人の観光客でいっぱにになるほどです。そして、この祭りの一番の見所は、パレードです。そのときは街の明かりは絶対につけてはいけないそうです。

 

まとめ

スイスのクラウスヤーゲンについてご紹介しましたが、いかがでしたか?いい言い伝えのある伝統的なお祭りですが、男性しか参加できないので女性の方は気を付けてくださいね。

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