こんにちは。今回はドイツで開催されるケーキと泉の祭りについてご紹介していきます。
ケーキと泉の祭りは中世に貿易で栄えた都市としてしられるシュヴェービッシュ・ハルで行われる製塩業者の祭りイベントです。
この祭りの起源としては、2500年前にまでさかのぼるといわれる伝統的なお祭りで、あるときに粉挽き小屋が火事になったことで、塩の採掘に関わっていた、若者がこの火事を消し止めたそうです。そのお礼として巨大な2メートルにもなるケーキを送ったいう伝説からなっているお祭りイベントです。
また、その火事を最初に知らせたのが鶏だったということもあり、祭りで行われるパレードには鶏の形のワイン壷を持っている人がいたりするそうです。開催場所はマルクト広場でおこなわれるのですが、開催時期は毎年6月頃に行われるそうです。
ケーキという名前がつく祭りなので、どんな祭りか気になるかも知れませんが、その前にシュヴェービッシュ・ハルという町は、塩と銀課を作れていることでも有名な町なのですが、海がない内陸に位置する場所にある町なので、何から塩を作るのかいうと塩水が湧き出ているのだそうです。
それはそれですごく不思議なことですよね。海でもないのに塩水が湧き出るってびっくりです。そんなシュヴェービッシュ・ハルという町は一見、ジブリ映画にでも出てきそうな町並みで、すごく素敵な町並みです。思わずこんなところで住んでみたいと思ってしまうようになってしまいます。
そんな街中で繰り広げられるパレードは、だいたい祭りの日の午後になると行われるのですが、民族衣装を身にまとった人たちが楽器を演奏しながらパレードを始めます。そしてパレードには手に小さなブーケを持ち、小指と小指で結んだ小指結びをしながらカップルが列をつなれます。
そして最後には鉄砲隊の集団が目の前に現れるのですが、その鉄砲を空に向けて放ちます。そしてメインイベントでもある大砲が3回放たれるといった大迫力のお祭りです。なので、ケーキと泉の祭りというわりには、ケーキは一切出てこない感じです。なので、見所はよくわかりませんが迫力ある祭りということだけはわかりますね。興味をもたれたら一度、ドイツにいかれてみてはいかがでしょう。
まとめ
ドイツのケーキと泉の祭りについてご紹介しましたが、いかがでしたか?ケーキという名前がつくわりにはケーキは出てこないので、ケーキがメインだと思っていた方は注意してくださいね。
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