こんにちは。今回はスコットランドで開催されるウップ・ヘリー・アーについてご紹介していきます。
ウップ・ヘリー・アーはバイキングの祭典とも言われ、冬の終わりと春を迎えるにあたり祝うこのイベントはもう130年という歴史があるヨーロッパ最大のイベントです。
スコットランド諸島のイベントなのですが、もともと、この土地の人々が「タイマツ」を持って行進をしていたりするものだったのですが、いつのまにかバイキングの衣装でもある、羽付のヘルメットや甲冑を身にまとい行進をするようになりました。
祭りの参加には、その土地の人々がだいたい900人ほどが参加をするようです。開催日としては、シェットランド諸島のラーウィックとというところで開催されます。ウップ・ヘリー・アーのように火を使う祭りは、ヨーロッパの各地で行われているようですが、シェットランド諸島で行われる火祭りは、他の地方とはレベルが違い圧倒されるようです。
想像してください。キャンプファイヤーでタイマツをもった人が900人いる想像をしてください。なかなか見ることのできない光景です。
この祭りは春を迎えるためのお祝いの祭りといわれているのですが、実際に行われる開催日は少し時期はずれています。毎年1月の終わりの最後の火曜日に開催されているようです。
このウップ・ヘリー・アーの誕生のきっかけは、19世紀の頭にナポレオン戦争から帰還した兵士たちの凱旋がきっかけの始まりといわれています。シェットランド諸島のカレンダーには、この火祭りは祭日となっています。肝心の祭りの内容ですが、祭りは夜から始まり夜通しで行われます。
タイマツを持ったバイキングに扮した住民が行進をして、祭りのために製作された帆船のところまで行進をします。その行進の迫力といったら半端ないです。そして行進が終わりバイキング(住民)はそのタイマツを帆船に放り投げます。
すると帆船は巨大な炎に包まれ燃え盛ります。まさに圧巻です。このイベントにかかる費用の大半は住民がまかなっておりますが、その理由は、住民同士の絆を確かめるための祭りということで行われるイベントだそうです。
まとめ
スコットランドのウップ・ヘリー・アーについてご紹介しましたが、いかがでしたか?日本人には考えられない熱気が漂うウップ・ヘリー・アーにぜひ一度参加してみてはいかがでしょうか。
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