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歴史子供祭り

ドイツ

こんにちは。今回はドイツのディンケルスビュールで開催される歴史子供祭りについてご紹介していきます。

 

歴史子供祭りは、ドイツ南部の都市ディンケルスビュールで毎年7月に開催される最大のドイツのお祭りです。このお祭りは、子供が主役のお祭りで、その由来は、三十年戦争の最中に、1632年の春にスェーデンの軍によって一時占領されたのですが、子供達が町を助けてほしいと軍隊の偉い方に頼みにいったため、焼き討ちが免れたということからきています。

祭りは10日間に渡って開催されるのですが、その間は子供達は街の人々からおもてなしを受ける祭りとなります。内容は、町を中心に子供達がさまざまな衣装を身にまとってパレードするのですが、その姿は本当にかわいらしいそうです。確かに子供にお願いされたら誰でも何かを許してしまいますよね。でも、このお話は作り話のように思われることが多いみたいですが、実際に起こったお話だそうです。

そのため、この時期になると子供達はその恩恵を受けて、感謝の気持ちをこめてご馳走が振舞われるとのことです。

期間中には、広場の野外劇が開かれたり、華やかなパレードが開かれるのですが、沿道にはその街の人々と、その何倍にもあたり観光客で賑わうほどになるそうです。兵士たちや、太鼓や笛を鳴らして行進してくるそのパレードは圧巻です。

そんな中に子供達が先頭を歩くので、参加している人々に拍手が巻き起こります。これが野外劇に参加した主人公の子供が登場するからでもあります。そんな感じで約10日間に渡りお祭りは開かれるのですが、最終日には、グッケと呼ばれるとんがり帽子を子供達がパレードの最後に市庁舎前で一人ひとりが受け取ります。その中には、チョコレートやクッキー、グミなど子供が大好きなお菓子がいっぱい入っているということです。

お祭りには地元の人しか参加できないのかも知れませんが、見ているだけでも心温まるお祭りですし、一度見るともう一度いってみたいと思えるお祭りだということです。ぜひドイツにいかれたときは観光されてみてはいかがでしょうか。ただし、このお祭りは見物するのにはお金がかかります。その割には来場者も数千人が訪れるとのことなのでそれだけ行く価値があると思われてるのだと思います。

 

まとめ

ドイツの歴史子供祭りについてご紹介しましたが、いかがでしたか?子供が主役のお祭りとは世界でも数えられる程度しかないので、ぜひ旅行の一部に組み込んでみてはいかがでしょうか。

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