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クルクプナル

トルコ

こんにちは。今回はトルコで開催されるクルクプナルについてご紹介していきます。

 

クルクプナルは、トルコで行われる祭りで、身体に油を塗った状態で相撲を取る油相撲祭りのことです。オイルレスリングとも言われており、その歴史は約650年前からエディルネで国技として始まったことでも知られております。

参加するレスラーの人数がおよそ1800名となっており、格闘技のイベントとしては世界最古といわれています。競技する場所は屋外の牧草地で行われます。トルコ語では、このイベントを「ヤールギュレシュ」ともいわれています。

そしてイベントの名前にもあるオイルですが、その塗るオイルは「オリーブオイル」です。もともとはオイルを塗らないイベントとオイルを塗るイベントの両方が存在していたのですが、ローマ帝国の伝統を受け継いだ今の形が主流になったといわれています。

このイベントのルールはいたって簡単で、相手の背中を一瞬でも地面につけるか、全身を持ち上げて数秒歩けば勝利というシンプルな内容になっています。試合時間も40分と決められています。ですが、もともとは、このイベントには時間が制限されておらず無制限だったようで、それにオイルを塗っているので試合の進行がかなりの困難だったようです。

そのため、まさに命がけの戦いだったとのこと。確かにオイルまみれで時間無制限のレスリングは命に関わりますね。そこで、1975年にルールが決められ、その後の2004年にはまた新たなルールでもあるポイント制が設けられ、今のクルクプナルになったそうです。

また、このイベントの競技する人のことをペーリヴァンというのですが、そのペーリヴァンの中でも最も強いとされる優勝者はバシュペーリヴァンと呼ばれ、そして優勝することはとても名誉のあることだと人々から思われています。

そして優勝者にはゴールドベルトが授与されるそうです。レスリング好きの方にはたまらないイベントかも知れませんね。そして余談ですが、このイベントで使用されるオイルの量ですが、なんと約3トンものオリーブオイルを使うそうです。開催時期は毎年6月から7月ぐらいが開催日だそうですよ。

 

まとめ

トルコのクルクプナルについてご紹介しましたが、いかがでしたか?相撲好きやレスリング好きにはたまらないイベントなので、ぜひ参加してみてください。

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