サン・アントニオ・デ・アレコの伝統の祭りは、なんといってもラ・フィエスタ・デ・ラ・トラディシオンというガウチョ祭りイベントですね。毎年7月や12月に開催されています。
このお祭りでは、ガウチョの伝統とアルゼンチンの歴史をたたえるお祭りしても知られています。サン・アントニオ・デ・アレコという町は大草原からなる町で、朝の10時半頃からは、牧場で毎日働いているガウチョの方々が、アレジャノ広場というところに集まって、聖母マリア像と一緒にサンアントニオの教会を出て巡礼を行います。
昼間からは、カラフルなポンチョを身にまとったガウチョたちがソルティッハという日本でいうやぶさめみたいな競技をおこなったり、輪投げをみたいなのを行ったりして競いあいます。そのほかにも音楽などの演奏が行われ祭りを大いに盛り上げてくれることでも知られています。入場料は10ペソ必要なのですが、日本円にすると約2円で見ることができうるイベントです。
そして、夜にはガウチョの大好物の焼肉でもある「アサード」を食べたりします。ちなみにガウチョとは、牧場を経営しているカウボーイのことをガウチョと呼ばれていますが、曽於の語源は、無法者という意味でもあるそうです。とにかく馬のことに関しては良く知っていることでも有名で、自由奔放な放浪生活を送っていた人々のことを指すことでも知られています。
また、ガウチョと呼ばれる人が持っている牧場の広さは、一般的に狭いところで200ヘクタールもあります。まあ簡単にいうと東京ドームが40個分に値する牧場をもっているということですね。そんな広大な土地で広げられる、ラ・フィエスタ・デ・ラ・トラディシオンというガウチョ祭りを一度見に行かれてみてはいかがでしょう。実際に参加をするにはガウチョになることで参加できるかも知れませんよ。
というのもガウチョの人々はすごく人情深いので働きたいといえば働かしてくれるところが多いそうです。ぜひ、一度人生経験としても身になるのでいかれてみてはいかがでしょうか。きっとこの広大な草原を見るだけで感動すると思いますよ。
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