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マゼラン上陸記念日

アジア

こんにちは。今回はフィリピンで開催されるマゼラン上陸記念日についてご紹介していきます。

 

マゼラン上陸記念日は、別名ディスカバリーデーと呼ばれ、探検家のマゼランがフィリピンのグァムに上陸をしたことがきっかけで行われる開催されるイベントです。開催日は毎年4月に行われるようです。

マゼランという探検家の名前は聞いたことがあるかと思います。マゼランはグァム島などを発見したことでも有名な人物です。マゼランはポルトガル人ですが、歴史上の人物としては誰もが教科書でならったことがあるのではないかと思います。

そのマゼランは率いるスペイン船団が、1521年3月28日にフィリピンのセブ島に上陸をします。このときに、マゼランは武力でこのセブの領主であるラジャ・フマボンや、部族長を次々とキリスト教を回収させて約400人の住民達に洗礼を受け服従をさせていくのですが、その時に、マクタン島の部族長だった、ラプラプという人物が、マゼランの服従に対して抵抗をしました。

そして、マゼランの船団と争うことになります。そして見事勝利するのです。その時にマゼランは戦死をし、ラプラプは民族の誇りを守ったとして英雄としてたたえられることになりました。そして毎年4月にはそのことを今での町の人々がたたえ、祝日にまでなるほど有名なイベントになっています。

イベントの中では、ラプラプとマゼランの戦いを再現したショーが開催されるようです。その祭りは3日間開催されるとのことですので、かなり大きなイベントといえます。ちなみにセブ島はマゼランの上陸により、ヨーロッパに知れ渡ることになったことで、次々とフィリピン諸島にスペイン軍が遠征隊を派遣しますが、ことごとく失敗に終っているのですが、第六遠征隊が最終的にフィリピンの制服をすることにはなってしまいます。

そんなこともあるからこそ、ラプラプは英雄なのかも知れません。ちなみに余談ではありますが、フィリピンでは油ののった高級魚にもラプラプと名づけられていたり、ラプラプ市というのも存在するほどセブ島の人々にとっては重要な人物なのでしょうね。一度歴史に興味のある方は、このマゼラン記念日にいかれてみてはいかがでしょうか、セブ島の教会に行くことで、教科書にのっていない歴史をしることができるかも知れませんよ。

 

まとめ

フィリピンのマゼラン上陸記念日についてご紹介しましたが、いかがでしたか?フィリピンの人にとってはとても大切な日を、一度味わってみるのもいいかも知れません。

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