アラスカ白頭ワシ・フェスティバルは、ちょっと変わったイベントといえるかも知れません。
その内容とは、毎年11月には、アラスカ南西部のカナダ国境に近いへインズという街があるのですが、その街のチクラット川というところには、たくさんの鮭があがってきます。
そして、その鮭を狙っているものがあります。それは、ハクトウワシです。そうです、このフェスティバルは、その鮭を狙ってくるハクトウワシを見るイベントです。
えっ?それだけと思われるかも知れませんが、そこがこのイベントに参加されたことのない方の考えるところかも知れませんが、なんとそのハクトウワシの数が3000羽も集まるんです。
そして、そのハクトウワシですが、翼を広げると約2メートルにもなるんです。そのハクトウワシが3000羽一斉に鮭を狙って狩りをするところを見ることもできます。
想像しただけでも、どれだけすごい迫力のものかは想像はつくと思います。
その迫力のあるハクトウワシをバードウォッチングしたり写真撮影したりすることで楽しむことのできるイベントです。またセミナーなども開かれたりするので、このハクトウワシのことを詳しく聞くこともできます。
また、傷ついたハクトウワシは、保護されたりもしており回復したワシを自然に戻すセレモニーなんかも行われたりします。
やっぱり少し変わっているかも知れませんね。でも動物好きな方や鳥好きの方にはたまらないイベントだといえます。ちなみにこのイベントの場所は保護区になっているので、夏季も同じです。
そのため、この場所はアラスカの南東部で見るには絶好の場所といえます。ちなみにこの「ハクトウワシですが、アメリカの国鳥にもなっている鳥ですがアメリカ本土ではあまり見ることのできない鳥でもあります。
また、ハクトウワシは英語でBard Eagleと呼ばれており直訳すると、頭がはげたワシという意味なんですが、実際はハゲていません。白い羽毛がちゃんとあります。
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