こんにちは。今回は韓国で開催される三一節についてご紹介していきます。
三一節というのは、韓国で開催される独立運動を記念したイベントで祝日でもあります。毎年3月1日に韓国のあちこちで開催されます。
1919年3月1日に日本の統治下で起きた独立運動を記念した日でも知られており、この日は、街のいたるところで、韓国の国旗が掲げられて、独立運動に導いた民族代表の33人が殉死したことを追悼し哀悼をする記念行事でもあります。当時、三一独立運動の中心地でもあった普信閣ですが、ここでは毎年3月1日の正午には大きな鐘を鳴らすことで哀悼をささげます。
そしてその後は、独立運動が始まったとされている中央高校において記念式が開催され、そこには当時の日本軍に扮した人が身を包んで、ソウル各地で参加する人々が万歳と叫びながら、集合します。
そして、その殉死した33人にささげるために33回の鐘を鳴らし、そして三一節の歌があるのですが、それを詩って行事が終了するとのことです。
そんな三一節というこのイベントは韓国の3大祝日の1つになっており、普信閣からメイン会場でもあるソウル劇場まで、約800メートルの区間が歩行者天国になることでも知られています。その歩行者天国では、万歳運動再現行事というのが行われたり、写真展が開催され鑑賞することが出来たり、国楽フェスティバルや、農楽など盛りだくさんの催し物を朝から晩まで行われます。
そのため、観光客なども見物に来るので街中は大賑わいとなります。ですが、たまにこの日の前後に日韓の歴史に関するデモ運動があったりしますが、別に大した問題でもない感じです。でも何も知らずに参加をするよりも歴史をしった上で参加するほうが、このイベントの意味を知ることができるので、違った角度で楽しむこともいいかも知れません。
あまり家族で行くというよりも、友達同士でいくほうがいいかも知れませんね。そして夜には、美味しい韓国料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。
まとめ
韓国の三一節についてご紹介しましたが、いかがでしたか?歴史を学ばせてくれるとてもいいイベントです。イベント開催の近くで旅行に行く機会があれば、参加してみるのもいいと思います。
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