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中秋節

アジア

こんにちは。今回は台湾で開催される中秋節についてご紹介していきます。

 

中秋節は台湾の夏から秋にかけて季節が変わることをお祝いするイベントのことです。台湾では、特別な行事として行われています。

そして中秋節は、1年の台湾のイベント中でも一番大きなイベントのひとつとも言われていて、旧暦の8月15日をお祝いする伝統行事として知られています。中国の暦では、旧暦の8月は秋に入っての2ヶ月目の月のことをいいます。

そして昔から「仲秋」と呼ばれることが通常なのですが、中には、秋夕、8月節、8月半、月節、とも呼ばれています。そして中秋の夜の満月は、特に丸いとされていて、日本では、この満月の日に団子を食べる習慣がありますが、台湾では、月餅と柚子を食べる習慣になっています。そのため、お歳暮の感覚でお世話になった方へ、月餅と柚子を贈られる家庭もあるそうです。

昔の人々は満月を団欒のシンボルともしていたそうで、そのことから中秋節を団欒節ともよんでいたりしました。日本でも団子を食べながら月見をすることがすごく楽しい気分になりますもんね。

中秋節のはじまった由来はさまざまな言い伝えがありましすが、台湾の場合は、嫦娥奔月の伝説がもっとも知られています。

太古の昔に空には太陽が10個あったと言われていたそうです。そのため猛烈な日差しのせいで田畑は焼きつき植物はかれ、人々が暮らしていけるような環境ではありませんでした。そこで、人々を救うために后羿という人物が、空に向かって矢を放ち9個の太陽を打ち落としたのです。そのため、気温が一気に下がり人々が暮らせるようになったという言い伝えがあります。

その後は后羿は、嫁をもらって幸せに生活をしていたのですが、ふとしたことで長寿の薬を手に入れるのです。それを呑めば仙人になれるということで嫁に預けたのですが、后羿の弟子がそれを知り、その薬を奪おうとしましたが、嫁が抵抗しきれず奪われるくらいならということで嫁が全部飲んでしまったんですね。

そして、効果が現れ月のうさぎと暮らす寂しい生活をするのですが、毎年8月の15日はその嫁が、美しく月を光らせるという伝説からきています。そんなロマンチックなラブストーリーのある台湾の中秋際、一度いかれてみてはいかがですか?

 

まとめ

台湾の中秋節についてご紹介しましたが、いかがでしたか?月に関する逸話はたくさんありますが、日本で聞く逸話とはまた違って楽しいイベントです。

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